きたろーの酒ノート

酒は心の旅路なんだぜ

「志太泉 純米吟醸 ラヂオ正宗 無濾過生原酒」

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ずっと飲みたかった志太泉の純米吟醸ラヂオ正宗をついに先日ゲット!
これは一般に流通しているラヂオ正宗(加水バージョン)とは違って、
ごく一部の特約店限定で販売される無濾過生原酒バージョンとなっております😄

買ってきて数日間常温放置していたものをグラスに注いで頂きます…。
光にかざしてグラスを覗き込むと、なかなかに魅力的な色とテリ…。
そしてグラスに鼻を近づけると「クリーミーなメロン」のような香り?

ゴクリと一口飲み込むと、口に広がるのはやはりメロン的甘味と香り、
その後に広がるバナナ的まろやか味、クリーミーなテクスチャー。
…いやいやちょっと待てよコレめっちゃうまいやんけ!!!
加水バージョンのラヂオ正宗は前に飲んだことがあるけど、
それとは全く次元の違う酒ですよコレは!いや〜うまいわ…。

しかもコレ、生酛だから熟成させるとまた一味違ったお酒になりそう。
生酛・山廃系のお酒は夏を越すとガラリと味わいが変わりますからね〜
今の状態でもフレッシュ&ジューシーな味わいでめっちゃ美味しいけど、
これから常温で熟成してどんな味に変わっていくのか楽しみです(笑)
いいお酒ですわコレ。こんなお酒を作ってくれた志太泉酒造さんに感謝!


↓過去に書いた志太泉酒造さんの純米大吟醸記事。こちらも良いお酒です!
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「旭鳳 純米 中生新千本」

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最近ず〜〜っと気になっていた広島の銘酒「旭鳳」をようやく入手!
数日前に某所で試飲で頂いたこちらのお酒がもうとにかく素晴らしくて…。

70%の純米スペックで使用米は広島県産の中生新千本(なかてしんせんぼん)
中生新千本は広島県で昭和40年代から飯米としても栽培されてきた品種だとか。
作付は減っているものの、低タンパクの酒米として一定の需要があるみたいっすね。

1日かけて室温で常温に戻した一升瓶を開栓!リーデル大吟醸グラスに注ぎます。
グラスから匂いを嗅ぐとバナナのようなリンゴジュースのような濃縮感のある甘い香り。
口に含むと甘い香りとは裏腹にキレの良い飲み口、さばけの良いドライな後味…。

〜翌日〜
今度はレマコムでキンキンに冷やしたものをじっくりと時間をかけて頂きます。
冷やしたことで上立ち香はだいぶ大人しくなり、ほんのりとバナナの香りが立つ程度。
ゴクリと一口飲み込むと、アルコール度数なりのすっきりしたキレの良さはありつつも
凝縮した旨味と甘味がジュワ〜と温度の高い口の中で溶けていく心地よさがあります。
飲み込んだ後の余韻に鼻からふんわり抜けていくのはバナナ&リンゴの濃密なフレーバー。
これは…美味いわ〜😂ただの美味い酒じゃなくてハートフルな味わいもあると言うか、
飲んでいてどこかホッとするような「暖かみ」のようなものが伝わってくる気がします。
そして寝かせることで熟成して更に味わい深くなりそうなポテンシャルの高さも感じます。
これは常温で空気に多く触れさせることでよりまろやかに旨味が増していくタイプかな!

「満寿泉 吟醸生酒 花一献 H12BY」

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今回紹介するのは能登杜氏四天王の一人であった、故・三盃幸一杜氏の作品。
元号が令和へと変わった今、19年前の平成のお酒を開けるのは感慨深いものがあります。

さっそくグラスに注いで鼻を近づけてみると、ふんわりと沢庵のような漬物臭…。
なんですが、決して不愉快な匂いではなく、むしろ食欲をそそられるような良い香り。
口に含むと、高級な蜂蜜を水に溶いたような上品な甘さ、そして後味に黒砂糖的なコク。
典雅さを感じさせる、古酒特有の「枯れ」た含み香がふんわりと鼻腔をくすぐります。
うーん…いや、うますぎるでしょうこのお酒(((( ;゚Д゚))) これは、芸術作品です…。

この先もう二度と三盃幸一杜氏の作った満寿泉には出会えないかもしれない。
でも今はこのお酒に出会うことができた幸運に感謝してじっくりと楽しみたいものです。

「村祐 常盤ラベル 亀口取り 無濾過本生」

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村祐常盤ラベルの季節限定酒「亀口取り」をゲット!
結構いい値段だったけど「限定」に弱い自分にはためらいは無かった…笑

レマコムでよく冷やしたお酒をリーデル大吟醸グラスで頂きます。
匂いを嗅ぐと、うーん、これは…清々しいマスカットのような香り!

香りですでに爽やかな味わいを予感させられますが、続いてゴクリと。
口当たりは、香りの第一印象の通りすっきりと透明感のある飲み口で、
ドイツの甘口白ワイン「アウスレーゼ」を思わせる上品な甘酸っぱさ。
そして味わいが良い意味で軽い!しぼりたての生酒らしいフレッシュさ。
アルコール度数は16度だけど、軽快で気安くスイスイ飲めちゃいますな。
ノーマルの「村祐常盤ラベル」よりアルコール度数が高いのに飲みやすい。

いや〜うまいなコレ…。氷温熟成でどんな感じになっていくのだろうか?
しばらくレマコム で寝かせて経過を観察してみたいお酒の一つです。


↓村祐常盤ラベル(無印)の過去記事はこちら!
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「望 bo: 特別純米 美山錦 無濾過生原酒」

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このブログではやたらと登場回数の多い栃木県・外池酒造店さんの「望 bo:」
いままで何回くらい記事で取り上げたか数えてみたら今回で6回目でした。
まあ「望 bo:」は美味しいからね。自然と登場回数が増えるのは仕方ないね!

レマコムで程よく冷やしたものを開栓し、リーデル大吟醸グラスで頂きます。
まずは香りを味わうべくクンクンすると、何とも言えずフルーティな芳香😍
自分はパイナップル的なジューシーな香りのニュアンスを感じました。

飲み口は甘酸っぱくてジューシーで舌にピチピチした微炭酸を感じます。
透明感があって爽やかで、すっきりしてるけど飲みごたえのある味…。
美山錦らしく、これから熟成して更に美味しくなりそうな予感も感じさせつつ…。
いや〜何も考えずに飲んだけど、やっぱり「望 bo:」はハズレが無いっすな❗️
結構飲んできたけど、コンプリート目指してこれからも追いかけていきたい銘柄です。


↓「望 bo:」の過去記事はコチラ!
全部読むと幸せになれる(かもしれない)ぞ!

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「姿 純米吟醸生原酒 Black Impact」

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以前このブログで紹介した姿の純米吟醸雄町も素晴らしいお酒でしたが、
この「姿 Black Impact」は飯沼銘醸さんの新たな定番商品ということです。

いつものリーデル大吟醸グラスに注いでまずは香りを嗅いでみると、
リンゴ・ブドウを連想させる、爽やかな果実香が鼻腔をくすぐります。
飲み口は非常にスッキリとしていて、喉越しもしっかりキレがあります。
飲み込んだ後に広がる旨味の余韻が何とも言えず素晴らしいですな〜

栃木県のお酒と言えば私は外池酒造店さんの「望 bo:」も大好きなんですが、
飯沼銘醸さんの「姿」は後味の膨らみに独特の色気があってドキッとします(笑)
「望 bo:」もそうですが「姿」も他のシリーズを飲んでみたくなるお酒です。
インスピレーションと言うかそういう刺激を与えてくれるお酒っていいよね( ´∀`)

↓「姿」の過去記事はこちら!
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「豊久仁 純米責め生原酒」

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福島県会津坂下町の豊圀酒造合資会社さんの「豊久仁純米責め生原酒」の紹介です。
以前ブログで紹介した「豊久仁 本醸造初しぼり無濾過生原酒」が素晴らしい出来で、
そのインパクトがあって豊久仁は(個人的に)注目度急上昇中の銘柄のひとつです。

蔵の地元である会津坂下町で契約栽培された「夢の香」の特等米を原料に使用し、
蔵元杜氏と蔵人たちが槽搾りでじっくりと手を掛けて醸したお酒ということです。

それでは早速リーデル大吟醸グラスに注いで頂いてみることにしましょう。
上立ち香は、メロン、またはグレープフルーツの果皮のフレッシュな香り。
口に含むとスッキリと透明感のある飲み口で、瑞々しさが口の中で弾けます。
意外にも(?)すっきり爽やかで品の良い味わい…。いたってきれいなお酒。
「責め」と言うのでラフな酒質を想像してたら良い意味で裏切られました(笑)
でも、こういう風に良い意味で想像を裏切られるのなら大歓迎っすね!

豊久仁いいな〜 こういう良酒を飲むと他のシリーズも飲んでみたくなります。
「その蔵の他のお酒を飲んでみたくなるかどうか?」って結構重要ですよね。
「その蔵の他のお酒も飲みたくさせるようなお酒」を作っているかどうかは、
「良い酒蔵」の条件の一つなんじゃないかなと思っている自分が居ます。
こういう生原酒ってその酒蔵の個性が良くも悪くもダイレクトに出ますから、
好き嫌いはあるけどハマる人はハマるから、コアなファン層を開拓できるはず。



↓以前書いた豊久仁の記事です。こっちもよろしくね。
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「秀鳳 特別純米花見酒 ゆっくり」

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プライベートでは結構飲んできた銘柄ですがこのブログでは初登場です。
山形県山形市の秀鳳酒造場さんがリリースする花見酒ということですが、
14%という低アルの原酒で、どういう造りなのか気になるところです。

リーデル大吟醸グラスに注いで、早速いただいてみることにします。
上立ち香は、甘さを予感させるリンゴ・バナナの豊かな香り。
口当たり・さばけはさっぱりしてますが、物足りなさは決して無く、
穏やかな旨味と甘味の余韻が喉越しにかけて心地よく味わえます。
なるほど…これは確かに花見をしながらゆっくり味わいたい良酒❗️
低アルで穏やかな酒なので身体に負担をかけず長時間飲めそうです。
久しぶりに飲んだけど秀鳳はやっぱりいいな〜( ´ ▽ ` )





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↑(深い意味は)ないです。なんとなく貼りたくなったんだ…。

「伊予賀儀屋 無濾過初仕込み壱番搾り 純米生原酒 しずく媛」

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こちらはその名前の通りその年の初仕込み・一番搾りの酒を瓶詰めした、
毎年2月にリリースされる成龍酒造さんの「伊予賀儀屋 」の限定商品。
愛媛県発祥の酒造好適米である「しずく媛」を100%原料米に使用し、
同じく愛媛県産の新酵母「EK-7」でじっくり醸されたお酒とのことです。

ブログには書いてませんが昨年もこれ買って飲んですごく良かったんですよ。

今年の出来は果たしてどうでしょうか? 早速いただいてみましょう!
リーデルのグラスに注いで香りを嗅ぐと、甘く芳醇なメロン香が!
香りだけでもうすでに満足しかかってますが、続けてゴクリといきます。

華やかでフルーティな飲み口、重層的に膨らむ洗練された旨味と甘味、
後味に爽やかさを与える酸味、全体を引き締める喉越しのほろ苦さ…。
うまいなコレ…。ファーストインプレッションは去年よりも上かな?

このままでもフレッシュな味わいで十分すぎるほど美味しいんですが、
熟成させるともっと美味しくなりそうなポテンシャルの高さもあって、
これからも成龍酒造の「伊予賀儀屋」シリーズは目が離せないっすね❗️

ごちそうさまでした!

「天狗舞 山廃吟醸 H16BY」

2週間前の話になるんですが、H16BYの「天狗舞 山廃吟醸」をゲットしました❗️

ちなみに能登杜氏四天王の一人「中三郎」さんの作品なんですよ。これはマニア垂涎だぜ!

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撮影したボトルには直接は書かれていませんが、
使用米は兵庫県の特A地区の山田錦100%、精米歩合は50%ということです。

ということで早速利いてみることにしまして、お猪口に注いでいただきます。
液色はほんのりゴールド。上立ち香は…ビニールプールの匂いがほんのり漂います(笑)
口に含むと、ドライフルーツのパイナップルを連想させるドライでコクのある甘味。

電子レンジで燗をつけると、バニラ的なニュアンスと和三盆的な上品な甘味が出てきた!
そして高島屋で買った大根の味噌漬けと一緒に頂いた所、神がかり的な相性の良さ!
うめ〜な〜このお酒😂 予想通り、と言うか予想以上に綺麗に「枯れ」ててびっくり。
古酒ではあるけど、なんとも言えない上品さ・奥ゆかしさを感じさせる味わい。

高温糖化の山廃だとこういう風な綺麗な熟成はしないんだよな〜 何故だろう?
伝統的な造りにこだわる中三郎さんだからこそ醸し出せる味わいなんでしょうね。
久々に心の琴線に触れるような素晴らしいお酒(古酒)でした。

「伊予賀儀屋 純米吟醸無濾過生原酒 松山三井 黒ラベル」

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「伊予賀儀屋さんのお酒を前回ブログで取り上げたのはいつだったかな?」
とブログを読み返してみましたが自分の記憶違いだったようで今回が初登場でした。

このお酒はいわゆる新酒ではなく29BYで、今月(31年2月)に瓶詰・出荷されたもの。
蔵元でじっくりと熟成され、満を持してリリースされる数量限定商品ということです。

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いつものリーデル大吟醸グラスでいただきます。
上立ち香はメロン、青リンゴ、青い未熟なバナナといった印象。
口当たりは少し粘度のあるようなとろりとしたテクスチャーを感じます。

口に含んだ瞬間の飲み口は非常にスッキリしていて非常に好感が持てますが、
口の中で転がしてから飲み込むと後口にかけて非常に豊かな味わいが広がります。
最初にスッキリした甘旨味が来て、後から酸味と苦味の余韻がじんわりと来て、
良い感じに全体の味わいを引き締めている印象です。コレはうまいわ…。

すっきりしていて飲みやすく心地よく酔えるので飲みすぎ注意ですね😊
原酒なのでアルコール度数はそれなり(17.5%)にありますし…(笑)

「浪乃音 純米大吟醸 ええとこどり生 2004BY」

滋賀県の銘酒「浪乃音」の純米大吟醸古酒をゲット!

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2004BYだから、もう今から15年前のお酒なんだな〜
ちなみにコレ、半年以上常温管理されていたものです(笑)
いったいどんな味わいの古酒になっているのだろうか…。
リーデル大吟醸グラスに注ぎまずは冷やで利いてみたいと思います!

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上立ち香は、パイナップル・みかん・古本・漬物・腐った豆腐(笑)のニュアンス。
口に含むと…うおっなんじゃコリャ!なんというか…すごく不思議な味わい😍
ドライでキレのある飲み口に、漬物・パイナップル的な含み香が合わさって、
飲み込んだ後にほのかに上品な甘味が口の中に広がっていくような…。
冷やだと多少クセがありますが、電子レンジで燗にするとクセが無くなって、
より一層まろやかさと甘味が強調されて何ともたまらない味になります😂

↓浪乃音は以前にも記事にしてますので古酒スキーの各位はこちらもぜひ!
sakenotes.hatenablog.jp

「豊久仁 本醸造 初しぼり 無濾過生原酒」

このブログでは初めてかな? 今回は福島県河沼郡の豊圀酒造合資会社さんの
「豊久仁 本醸造 初しぼり 無濾過生原酒」を飲んでみたいと思います。

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精米歩合は麹米「夢の香」60%・掛米「チヨニシキ」70%、
「夢の香」は福島原産の酒造好適米、「チヨニシキ」も福島県で栽培されとりますな。

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ではリーデル大吟醸グラスに注いでさっそく頂きます…。
上立ち香はリンゴジュースを連想させる甘く濃密なアロマ!( ´∀`)
口当たり爽やかですが、17度というアル度数によるキレの良さもあり、
リンゴ風味のまろやかな甘味・旨味が口いっぱいに広がります!
無濾過生原酒だけど飲み口も余韻もすっきりしてて飲み疲れしませんね。
いやー、うまいっすね…。スイスイいくらでも飲めちゃうやべー奴ですw

しかもこのお酒、720mlで定価が¥1,188(税込)という神コスパ商品(!)
いいのだろうか…。まあ、消費者的にはすごくありがたいんですけど、
「もうちょっと儲けてもいいのよ?」的な心配が頭をよぎりますね😅

フルーティだけどほどよいキレがあって飲み飽きしない良いお酒です。
私好みの爽やかさもあってすごくいいですね〜お気に入りになりました。

「常きげん 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 山純吟 H13BY」

タイトルですでにネタバレしてますが、昨年の11月にこんなお酒を入手しました。

以前から実験的に花垣の山廃純米無濾過生原酒を自宅で常温熟成していることもあり、
このお酒も自宅の納戸で常温熟成してみることにしました。そしてそれから2ヶ月…。

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年明けに開栓して味を見てみたんですが、いや〜これはびっくりしましたね…。
じつは以前にも大阪の「片野桜」や福井の「花垣」の山廃純米無濾過生原酒を
自宅で常温熟成させてみた経験があるほど生熟酒好き(?)な自分なのですが、
農口杜氏のこの山廃純米吟醸は完全に予想の斜め上をぶっちぎる圧倒的な味でした。

今回この記事を書くにあたってまた改めて味を見てみました。
グラスから匂いを嗅ぐとセメダイン臭に混ざって熟した洋梨のようなフルーティな香り。
口当たりに感じるのはハチミツのような密度の高い甘味、米の旨みを感じさせるコク。
一拍置いて、じわりと舌に広がる酸味、そして喉越しに感じるほろ苦い後味…。
一体どうしたらこんなにひとつひとつの味わいが力強いお酒が出来上がるのか…。

熱燗にすると、ホットパイナップルジュースのような趣の味わいが出てきて、
つまみなしでもクイクイいけちゃいます!つまみ無しでもいけるんですが、
あえて何か合わせるなら甘い味噌味のサバ味噌煮などがよろしいのかなと。
山廃と甘味噌味のつまみって最高に合うと思うんですが、いかがでしょう?

今回縁があってこのような素晴らしいお酒に出会えたこと、幸せに感じています。
こうした農口杜氏の過去の作品には中々お目にかかる機会は無いのでしょうが、
もしまた出会う機会があったのなら迷わず即買いしたいところであります!

ごちそうさまでした!

「浪乃音 大吟醸斗びん 金井泰一流 2004BY」

滋賀県大津市の浪乃音酒造さんの大吟醸斗びん取り「金井泰一流」2004BYの紹介です。

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さっそくリーデル大吟醸グラスに注いでまずは香りを嗅ぎます。
上立ち香は干し草・パイナップル・ドライアップル、そしてほのかな漬物臭。
口に含むと広がる複雑な甘味・旨味は完熟バナナ・ドライマンゴーのようであり、
重厚な苦味と旨味、和三盆的な甘味が喉越しに重なり合って複雑な余韻を残します。
「うーん」と思わず唸らされるような「会心の古酒」と言った印象の素晴らしいお酒です。
品格があって、優しくて、格調高い味わいはお見事という他ありません。
半合(90ml)飲んだだけですが、一杯で非常に満足感を味わうことができました。

お酒情報

蔵元 浪乃音酒造
名称 浪乃音 大吟醸斗びん 金井泰一流
内容量 720ml
精米歩合 40%
原料米 山田錦100%
アルコール度数 16度以上17度未満
日本酒度 +5
酸度 1.2
酵母 自家
杜氏 3兄弟
きたろーのお気に入り度 8.0/10.0