【〜常温熟成 1日目〜】「花垣 山廃純米 無濾過生原酒」

今回は福井県大野市の南部酒造場さんが醸す「花垣 山廃純米 無濾過生原酒」の紹介です。

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下の画像を見て頂ければ分かるのですが、このお酒の製造年月は2013年3月。
鶴見の遠州屋酒店さんで4年以上冷蔵保管されていたものを購入してきました。
ラベルに日本酒度など様々な情報が詳しく記載されているのが好印象ですね。

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早速蛇の目の利き猪口に注いで匂いを嗅ぐと、漬物というかそばつゆというか、
山廃独特の臭気があってちょっと口の中に入れるのを躊躇してしまうのですが、
勇気を出して(?)口に入れると、びっくりするくらい濃醇なコクのある味…!
完熟パイナップルを思わせる濃厚な甘味と、芳醇な旨味が口の中に広がります。
ボディの強い、パワフルな酒質を持ったお酒で、造りの良さがうかがえます。
…と、普段の記事ならここで終わりとなる所なのですが、今日は違います😁
もうタイトルでお気づきかもしれませんが、これからこのお酒を常温で熟成します。

なぜこの酒かと言うと、花垣の南部酒造場さんは「古酒」や「貴醸酒」といった所謂
「熟成に耐える酒質のしっかりしたお酒造り」に定評があるというのが理由の一つ、
そしてこのお酒が「山廃の純米無濾過生原酒」というのがもうひとつの理由です。
様々な「純米無濾過生原酒」の常温熟成を試みてきた個人的な経験則から言うと、
残念ながら常温保存でどんな純米無濾過生原酒でも美味しくなる訳ではありません。
自分が行う無濾過生原酒の常温熟成は「山廃である」というのが重要なポイントです。
詳しい理由についてはこの続きの記事でおいおい説明していきたいと思いますが、
まあ前置きはこのぐらいにして、花垣の純米無濾過生原酒を常温熟成開始です!


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これは薬局で買ってきたガーゼです。これをこれから…

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このように一升瓶の蓋を取ってガーゼをかぶせ、画像のように輪ゴムで留めます。
純米無濾過生原酒が好ましく常温熟成するためには「酸素に触れさせる」という
プロセスが必要になってきます。その為にこうして栓を抜いてガーゼをかぶせます。

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あとは納戸に常温で保管して時々様子をみるために利き酒をします。
このお酒が常温保存で、いったいどのような感じに熟成していくのか?
続報はまたブログ上で記事として更新していきたいと思います。

お酒情報

蔵元 南部酒造場
名称 花垣 山廃純米 無濾過生原酒
内容量 720ml / 1800ml
精米歩合 60%
原料米 非公開
アルコール度数 18度
日本酒度 +1
酸度 1.9
アミノ酸度 2.1
酵母 自家酵母
仕込水 越前大野の伏流水
きたろーのお気に入り度 7.0/10.0